2022年06月12日
アメリカの闇 「ドラッグ・アディクション ヘロイン・ランド」を見ました

こんばんは、Nike Man です。
このブログで、何度かフィラデルフィア・ケンジントンの動画をご紹介したことがあります。
まるで、ゾンビのような薬物中毒者が溢れる街並み。ネズミが大量にいる街中の路上で、彼らは寝泊まりしています。
なんで、このようなことが起きているのか?アメリカはどうなっているのかを少しでも知りたくて、アマゾンプライムで「ドラッグ・アディクション・ヘロイン・ランド」というドキュメンタリー番組を見ました。
少しずつ、その真実を知ることができました。
■ ドラッグ・アディクション -ヘロイン・ランド- 予告編【CRIME + INVESTIGATION】
■ 動画の概要

動画の説明文によりますと、2018年現在で、アメリカの薬物中毒による死亡者は、70,000人を超える。中でもヘロイン取引が集中するフィラデルフィア市ケンジントンでは、性別や年齢を問わず、中毒に苦しむ市民が後を絶たない。そんな街を救うべく、専門家たちが実態調査を敢行。そこには知らざる様々な悲しきドラマが隠されていた。
動画を見ますと、多くの場合、身内の死であったり、家族がアルコール依存症、または薬物中毒にすでになっていたなど悲しい環境があったりします。心になんらかのトラウマや悲しい出来事が起きて、それを忘れるためにドラッグに手を出したというような感じですが、それとはまた少し違った実態も見えてきました。
■ [話題] アメリカの現状について。
■ アメリカのやばすぎるドラッグ問題について
■ アメリカを蝕むオピオイド問題

オピオイド(Opioid)とは、麻薬の成分であるケシから採取された鎮痛剤で、アメリカでは1990年代の後半からその問題が深刻化してきているそうで、過去20年間で50万人以上も死者を出しているそうです!
アメリカで、入院や手術をした場合、保険が利かないと相当な額を取られるのは、ご承知かと思いますが、それ故にアメリカに住む一般の方々は、ある程度痛くても病院に行かないことがあったりするそうです。
また、ここが問題なのですが、そのケガや病気で起こる痛みを和らげる為に開発されたこのオピオイド系の薬の成分に麻薬が使われていました。それを薬品会社は依存性はない、安全なものであるとしてアメリカ国内にばらまいたものですから、多くの国民が依存症となったり死亡したりして、現在その薬品会社はかなり高額な慰謝料を請求されているようです。
■ アメリカを揺さぶるオピオイド危機④ 「絶望」にはワクチンも治療薬もない - 笹川平和財団
対岸の火事ではありませんが、ボクの予想では20年後日本でもそういう感じにならないかなと思っています。
理由としては、日本は今少子化問題がありますが、今後南海トラフ大地震、首都直下型地震、富士山の噴火や経済の悪化などが次々に起こりそうです。そんな中、生きる希望を無くした人々が薬にハマっていくんじゃないかと思うのです。
もうすでに、米軍基地のある我が沖縄県でも高校生が麻薬がらみで逮捕される事件などが起きていました。
高校生が簡単に手に入るということは、一般の人々の手に渡るのもなんら問題なさそうな気がします。
アメリカと同じパターンで鎮痛剤と偽って、非合法な方法でアメリカから大量に薬が持ち込まれたりなんてことが起こりそうな気がするんですよねぇ~。これだけ、南米で麻薬とか生産していますし、利権がからんでいるんじゃないかとボクは思っていますが、いかがでしょう?
それにしても、なんとかアメリカからこういう悲しい現状が回復して欲しいと願います。
■ 未成年の薬物摘発、沖縄で倍増 高校生逮捕など深刻化 1~4月期 - 琉球新報
Posted by Nike Man5 at 18:03│Comments(0)
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