こんばんは、Nike Man です。
Amazon Prime で「刑務所1日体験」というドキュメンタリー番組を見ました。(
Rakuten TV でも見られるようです。)
結論から言いますと、涙なしでは見られませんでした。
ボクは、運転中に音声を聞きながらチラチラ見ていたんですが、運転しながら涙が止まらなくなることが多々ありました。
アメリカに住む10代の不良少年たち。
ケンカは当たり前で、万引きをしたり、何十回と停学になったり、大麻やお酒が日常な子どもたち。
逮捕目前の子どもたちに、親もほとほと困り果ててこのプログラムに申し込みます。
子どもたちは、刑務所なんてチョロい。自分が最も強いし、何一つ変わらないとイキがる子どもも数名います。
ところが、刑務所に入ってみると、当然ながら自分より身体のデカい大人ばかり。
囚人らは、「オレとケンカしてみるか?ケンカ大好きなんだろ?」と挑発してきます。
怒声を張り上げ、「お前らなんかがココにきたら、1日ともたないだろう!」と恐怖感を与えます。
子どもによっては、親がギャングで刑務所に入っていたとか、片親で育てられたとか、周りがギャングだらけのように、環境のせいにする子どももいます。しかし、受刑者の中にはそんなものはゴロゴロいるわけで、「環境のせいにするな!どの道に行くかは、自分で決めるんだ!」「オレたちみたいになるな。」「親に感謝しろ、ココでは面会にすら誰も来ない。」と叱りながら、諭してきます。
そこには、人生の道を外してしまった受刑者らの現実がありつつ、彼らの言葉には愛があふれています。
その魂の叫び声に、涙無くしては見られませんでした。
子どもによっては、まだまだ笑って余裕をカマしている子どももいますが、大抵の子どもたちは最終的に涙し、自分のやってきたことを反省します。そして、最終的には親に謝って今後の生き方を変えていきたいという風に変化していきます。
このプラグラムを終え、1か月後どのように子どもたちが変化したかを番組は追います。すると、ほぼ9割ほどの子どもたちに変化が見られ、悪いことはせず、親の言うことも聞き、家の手伝いをしたり、アルバイトを始めたり、夢に向かっていくようになります。
残りの1割ほどは、また元の悪さを続ける子もいます。「刑務所に行ったのはムダだった」と言葉では言ってますが、ムダにはなっていないはずです。必ず変化はあったはずで、どのように自分が変わっていいのか分からない状態なので、変えようにも変えられないのかなと思います。
一人でも多くの子どもたちが、変わってくれたらと刑務官たちは言います。
アメリカは、このようなプログラムがあることで、少しでも犯罪を起こす子たちを減らそうという取り組みがあります。
番組を見ていますと、それは昔からあるわけでもないようで、受刑者らもこんなプログラムがあったなら、自分はココにはいないだろうと語っておりました。
日本でもこんなプログラムがあったらと思いますが、まずはみなさんにもこの番組を見て欲しいと思いました。(残念ながら、予告編とかの動画がないので、コチラの動画をご紹介いたします。マンガではありますが、番組の内容をまとめたような内容でしたので。)
■ 不良少年が「刑務所1日体験」に参加するとどうなるのか?【現役囚人に怒鳴られまくる不良少年更生プログラム】