2022年03月31日
ヤギが断崖絶壁に登るのはナゼ?

こんばんは、Nike Man です。
ヤギは、世界中に約216種類いるそうですが、高い社会性をもつ動物として知られているそうです。
ヤギが家畜になったのは、なんと紀元前7千年までさかのぼるといわれていますが、ミルクといえば牛のイメージですが、元々はヤギが最初だったようです。
今日は、このような意外と知られていないヤギの生態についてご紹介したいと思います。
■ ヤギが崖に登る理由とは?
ヤギの驚くべき身体能力

そりたつ壁。サスケでもこんなん登れませんわ
野生の山羊は切り立った崖を登ったり、足場の悪い岩場にたたずんだりしていますが、その理由は、ただ高い所が好きなだけではありませんでした。
ヤギは草食動物なので、木食傾向があり岩肌から出る苔や高山植物系を好んで食べます。
高い岩や崖の隙間に好物の植物があると、それを求めて崖を登ったり木に登ります。

まるで、ヤギが実になる木。
木登りして折れたりしないかな?って心配にもなりますが、生まれてから今までそうやって生きてきていますから、木から落ちて怪我をするという事故もないようですね。
平行棒の上を歩くようにして枝の上を歩き葉っぱを食べる身体能力は人間より遙かに優れています。

高みの見物中。まるでサルのよう。
そして、高い崖に登るのは、なんと岩に付着している塩を摂取するために登るらしく、古くから高所で暮らしてきた山羊の本能のような行動ですね。
こちらの動画をご覧下さい。
■ Amazing Footage: Goats Climbing on a Near-Vertical Dam | National Geographic
■ The incredible ibex defies gravity and climbs a dam | Forces of Nature with Brian Cox - BBC
コチラは、イタリアにあるシンギノダム。高さ50メートル。アルパインアイベックスという名前のヤギが、塩を舐める様子が見られます。
崖を登れるほどの力はどこにあるのでしょうか。
ヤギのひづめは2つに分かれており、硬い外側と柔らかい内側を使って器用に岩肌の凹凸を掴んでいきます。

コレが滑り止めになっている。地下足袋もコレがヒントで生まれたのでは?
それだけでなく、ヤギの眼は顔の横にあって、瞳は横に長いんです。
視野は、ほぼ360度カバー出来ているので崖を登っていて、何をしていても常に周囲を見渡せます。
ヤギは夜の視力能力が高く、夜でも行動します。

もしかして、タコの目もそうなのかい?

いかがでしたか?調べてみると、もっとたくさんトリビアがあります。
参考にしたコチラの記事もおもしろかったですよ。
■ ヤギが崖に登る理由とは?崖の上で飛んで落ちないの? - ゆるりデイズ
■ 【90度の断崖絶壁で…?】ヤギのすごい生態&人間との意外な関係を7つの点で紐解く - YOSO WALK
Posted by Nike Man5 at 17:02│Comments(0)
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