2020年12月09日
「徒歩(陸路)で最も長い道のりになる2つの都市はどこ?」

こんばんは、Nike Man です。
Google Mapなどのサービスを使うことで、道のりと所要時間が瞬時にわかるようになりました。
それでは、徒歩(陸路)で、最も長い距離になる地球上の2つの都市はどことどこになるのでしょうか?

■ The longest road in the world that a person can walk on
最も長い道のりと紹介されていたのは、アフリカの南端のケープタウンから、オホーツク海沿岸のマガダンまで。
なんとその距離22387km、推定所要時間4492時間!
ケープタウンから北上し、エジプトから中東へ。トルコからロシアに入り、そこから延々とシベリア横断。東の果てのオホーツク海沿岸のマガダンまで。
もちろん、マガダンからケープタウンの逆コースでも構いません。
正確にこの2地点が最長かは不明ですが、これぞ究極のウォーキングコース。
Google Mapで確認したところ、以下の通りでした。

わずかに距離と時間が短く表示されていますが、「このルートにはフェリーによる移動が含まれています」との注釈があるので、その辺りが影響しているかもしれません。
■ 「徒歩(陸路)で最も長い道のりになる2つの都市はどこ?」いろんな意味でハードなルート - らばQ
ちなみに、今日映画「三蔵法師・玄奘の旅路」を見ました。
西遊記でおなじみの三蔵法師のモデルとなった実在する人物です。

彼が中国の長安から天竺(インド)まで徒歩で歩いた距離は、なんと25,000km!19年間歩いたそうです。

彼は、なぜにこんなにも歩いたのでしょうか?玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)とは、どんな人物なのでしょうか?

簡単に説明いたしますと、父親から仏教の事に関して色々と教えてもらっていたということもあり、小さい頃からスゴイ子どもだったようです。
10歳の頃父親を亡くし、兄がいる浄土宗の寺にて僧の募集がありました。まだ若すぎるという理由で断られますが、門の前でじっと待っておりますと、お寺の方が理由を聞き、特別に入ることが許されました。
色々と仏教について学ぶ玄奘三蔵でしたが、仏教の事についてあちらこちらで言っていることが違うことに気づきます。何が本当なのか、本場の天竺(インド)に行って、真実を知りたいと思い立ち21歳で旅に出ることを決意します。
ところが、行く先々で誰もが反対をします。途中、長く続く砂漠がいくつもありますし、山あり谷ありと険しい道が待っているので生きて帰ることはできないだろうと。

皆の反対を押し切り、国の法律を破ってバレないように国を出ますが、途中関所などもあり、何度か捕まります。
元いたところへ帰れと返されますが、それでもあきらめません。
また、ある国では国王に気に入られ、ずっといて欲しいとお願いされますが、信念をまげない玄奘三蔵に王様も根負けし、逆に応援してくれます。ついに天竺(インド)に着いた彼は、インドに16年程滞在し、言語はもちろん経典もマスターして帰郷します。
古里では、彼の帰還に街中が迎えてくれたそうです。地元の王様は、彼に国の仕事をさせようとしましたが、丁重に断り彼は生涯をかけ、インドから持ち帰った経典を翻訳する作業に生涯をかけ、その3分の1しか訳せなかったようですが、彼の功績がなければ、おそらく日本にも仏教が伝わってなかったでしょう。
こちらの記事などもおもしろいと思います。参考までに
■ 「玄奘三蔵」はどんな人物?関係する『西遊記』『般若心経』も解説- TRANS.Biz
■ 西遊記とのギャップがすごい! ぼくが三蔵法師にハマった理由 - ポッケのなかみ
Posted by Nike Man5 at 17:00│Comments(0)
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