古い自転車を使ってキャッサバを引っこ抜くタピオカ農家のおじさん

Nike Man5

2024年06月23日 17:04

















 こんばんは、Nike Man です。

 タピオカの原料となる「キャッサバ芋」を地面から抜くのは大変なので、この農家のオジさんは自転車のフレームを使った芋抜き器を発明したようです。

 前輪のあった部分に装着した丈夫な紐でキャッサバの茎をつかみ、ハンドルを力任せに持ち上げて根茎を引っこ抜きます。
 生活の知恵が詰まってますね。

 キャッサバについても深掘りしていきたいと思います。

 
This farmer using a bike frame you uproot Tapioka
byu/Dangerous-Analyst-17 innextfuckinglevel




■ キャッサバとは?

















 キャッサバは、キャッサバ芋と呼ばれイモ類の一種で、ジャガイモ、サツマイモと並ぶ世界三大芋の一つ。

 キャッサバの原産地は、ブラジル北西部やメキシコ西部などで、中南米の他、アジア、アフリカなどの熱帯地域が主な産地になっています。
 生のキャッサバには有毒成分があるため、日本では輸入禁止の作物です。少量ですが国内では、沖縄県、徳之島、静岡県などで一部栽培されているようです。

 キャッサバに含まれるデンプンは食用のみならず、医薬品、工業用途などとして、日本でも広く使われています。
 



















 ↑ 幼稚園や小学校などで使われるでんぷん糊の原料にも、キャッサバが含まれていることがあります。


■ 猛毒のキャッサバ




















 タピオカブームによって、わが国でもキャッサバの認知度も上がってきましたが、キャッサバには「青酸配糖体」と呼ばれる猛毒が含まれています。
 青酸は体に吸収される量によっては数分で死に至る、恐ろしい毒です。
 ウガンダでは2017年にキャッサバ粉が原因の中毒で死亡者が出た事例もあり、「海外では加工品であっても安心して口にできない」と考えておく必要がありそうです。

■ タピオカ原料キャッサバを食べた6歳女児が中毒死-VIET JO

 沖縄で猛毒で食べると言えば、ソテツが有名ですが、ソテツにせよキャッサバにせよ、最初に猛毒のあるものを加工して食べた人がスゴイですね。それだけ、食べるものがなくてなんとかして食べることができないだろうかと知恵を振り絞ったに違いありません。
 その中には、たくさんの死者が生まれたと予想できます。そんな猛毒のものが、おいしいタピオカになったり、ポンデケージョやパンなどに大変身するのですから、人間の知恵ってスゴイですねぇ~。

■ キャッサバ芋使ったパンを開発 那須烏山の農園、増産へ協力者募集 健康志向で人気高く-下野新聞



 キャッサバからタピオカを作る動画です。毒抜きや団子形成までかなり手間暇がかかっております。


■ 【キャッサバから】タピオカの作り方【レシピ】




 いかがでしたでしょうか。
 キャッサバについてもう少し詳しく知りたい方は、下記のリンクから情報を集めてみては?

■ キャッサバとは|味、毒抜き方法、タピオカの作り方まで解説するよ!-ヨセミテ

■ キャッサバって、どんな作物?-あまみ徳之島絆ファーム

■ キャッサバとタロイモ。タピオカとは何が違う?- Kanro.co.jp

■ キャッサバとは?タピオカとの関係やキャッサバの食べ方など- マイナビニュース
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