「キリン」に関するおもしろ雑学・トリビア

Nike Man5

2020年12月06日 17:03














 こんばんは、Nike Man です。

 最近、「麒麟」という漢字がスラスラ書けるようになりました。他にも「葡萄」や「薔薇」「檸檬」などもスラスラ書けるようになってきています。
ところで、みなさんはキリンのことを知っていますか?
 いろいろ調べてみますと、ボクは意外とキリンのことを知っていなかったなと思いました。
そこで本日は、キリンについて皆さんと一緒にお勉強してみたいと思います。
■ キリンビールの缶に隠し文字




























 これは、だいぶ前にコチラのブログでもご紹介いたしましたので、ご存じの方も多いのでは?
キリンビールにカタカナで「キリン」の隠し文字が入っているというトリビアです。

 古代中国に伝わる「麒麟」は、幻獣と呼ばれ、体が鹿、尾は牛、額は狼、馬のひづめを持ち、角が生え、体毛は五色に輝いているそうです。
慶事の前に現れたり、優れた王が出現する時にのみ現われると言われ、また、その国の帝が徳の高い聖人であるときだけ姿をあらわす動物で、徳川家康はこの麒麟を守護神として崇めたそうです。
 NHK大河ドラマの「麒麟がくる」のタイトルは、こちらの王が仁のある政治(善き政治)を行う時に必ず頭上に現れるとされているところから、つけられたようです。

■ 「麒麟がくる」タイトルの意味は?-ロケTV
























■ 麒麟はオスメスだった










 古代中国では、動物を四つに分け、その四つの長(王)が龍・麒麟・鳳凰・霊亀で、四霊獣とよばれております。
「麒麟」は麒がオスで、麟がメスになっているそうです。同じ四霊獣の鳳凰も鳳がオスで凰がメス。他に狼狽の狼がオスで狽がメスなのだとか。
 麒麟は、他を慈しみ、思いやりを持った動物で、生きている虫を踏まず草を折らない、百獣の長であると言われています。
実際のキリンは、蹴る力が強く、自動車を横転させる程の力があり、百獣の王ライオンでさえもかなわないようです。










■ 強っっ…!キリンの蹴りは自動車を倒すレベルの威力がある【動画あり】-雑学カンパニー


■ 中国に伝えられた「キリン」
 










 実在する動物であるキリンに、伝説の動物である麒麟の名前がつけられたのは、明の時代のことです。
 永楽帝(えいらくてい)という明の3代皇帝という人がおり、その方は大変いろいろなものに興味関心が高く、世界中の珍しい文物を見ることを好んだそうです。
 ある日、インドのベンガル地方からキリンが送り届けられました。
 インドのベンガル地方には、もちろんキリンはいませんので、これはアフリカのマリンディ王国から取り寄せた物でした。
 アフリカから中国まで歩いてきたキリンの中には、何匹か死んだものもいたと思われます。
 永楽帝は、使者にその動物の名前をたずねますと使者は、「ギリン」と答えました。ベンガルでは「ギリン」と呼ばれていたそうで、その発音が「麒麟」と似ていたことから中国で麒麟と呼ばれるようになったそうです。
 しかし、恐らく古代中国の誰かが実際のキリンを見て、龍の頭、鹿の胴、牛の尾などと伝えたのかなとボクは思います。なので、龍なども何か実在する生き物を表現方法がなかったので、あのような生き物になったのでは?と思っています。

■ 麒麟の辞典




■ 麒麟は空想上の動物!その伝説とは?面白い雑学



■ キリンは角を5本持っている

 キリンの角は、2本ぐらいしかないように思いますが、実際は5本あります。
 一番飛び出して目立つ「主角」が2本、頭の後ろにある「後頭角」が2本、一番前にある小さい「前角」が1本あります。

















■ キリンは模様によって生息している地方が違う

 キリンの模様は、同じだと思っていませんでした?
実は、大きく分けて5種類あるそうで、その模様によってアフリカのどこに住んでいるかが違うようです。
















 それでは、問題です。
沖縄こどもの国にいる、コチラのキリンはどこの出身でしょうか?










































 正解は、エチオピアです。アミメキリンで上の図の黄色い色のものになっています。

























 ちなみに、ワビスケという名前のキリンは多摩動物公園生まれで多摩出身になっておりました。
■ ワビスケ-いきものAZ

 いかがでしたでしょうか?
 私たちは意外にキリンのことよく知らなかったのではないでしょうか?
 もっと色々調べたかったのですが、時間がなかったです。残念。
 また機会があれば色々調べてみたいと思います。
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