盲目の人が出すサイン 賛否両論が・・・
こんばんは、Nike Man です。
白状を持った盲目の男性。
「白状SOSシグナル」と呼ばれるものを出していました。
動画を見て感動したのですが・・・。
■ 盲目の男性がSOSサインだしていたら、あなたらどうする?
■ 白杖SOSシグナルの発端
東日本大震災や豪雨災害の際に、視覚に障がいのある方が避難に困る事態が発生したこと。日常生活においても、駅のホームからの転落事故や、視覚障がい者誘導ブロック上の障害物との接触事故が発生していることなどを踏まえ、視覚に障がいのある方が安全、安心に暮らすことができるよう、「白杖」を使って周囲の方に助けを求めるシグナルについて、社会福祉法人福岡県盲人協会が提唱し、一般社団法人岐阜県視覚障害者福祉協会や岐阜市視覚障害者福祉協会等とともに、全国的な普及啓発を目指している運動です。
■ 白杖SOSシグナルの普及啓発|岐阜市公式ホームページ
■ しかし、白状SOSに賛否両論。なぜ反対意見が?
● 白杖SOSは必要という意見
・白杖SOSの認知度が低すぎる
・意味を知らないと、白杖を上に上げている人に対して恐怖を感じてしまう
・白杖を持った方に話しかけるのは勇気がいるし、SOSのサインがあれば積極的に助けに行きやすい
・目が不自由な方も全員が声を出して助けを求めることに抵抗がないわけではないはず
● 白杖SOSは不要という意見
・白杖SOSのような特別なサインを作ることで、「白杖を上げていない=気を配る必要はない」と線引きされてしまう事が良くない
・白杖は視覚障害者にとって目の代わりになるもの。サインを出すためにその杖先を地面から離さなくてはいけないのは恐怖と危険性が伴う(このポーズ自体がダメ)
・白杖を上げる事で、頭上の蛍光灯や非常ベル、監視カメラなどの破損リスクやその落下物が人に当たる危険性がある
・白杖使用者から「このポーズをとるのが恥ずかしい」との声が少なくない
この両方を聞いて、みなさんはどう思いますか?
ボクは、それらの意見を踏まえてどちらも知っておいて損はないなと思ったのでご紹介いたしました。
万が一、動画のように白状SOSシグナルを出している人がそばにいた場合、気づくことができると思います。
でも、その意味が知らなかった場合は、無視してしまうでしょう。
一人でも多く、サポートできる社会になって欲しいと思います。
■ 賛否両論に分かれる白杖SOSシグナル(視覚障害者のSOSサイン)とは?-防災夫婦(防災×知育)
■ 善意で拡散の白杖SOS、実は当事者が望んでいない!?「廃れてほしい」「もっと声を掛け合える社会に」-まいどなニュース
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