サボテンから革を作るエコな技術がスゴイ!
こんばんは、Nike Man です。
近年、SNSやテレビで目にするようになった、「サボテンレザー」。
なんとなく環境に優しい、新しい素材というイメージはありますが、実際のところはよくわかりません。
今回はそんな方に向けて、サボテンレザーについてわかりやすくご紹介させて頂きます。
■ サボテンレザーとは?
サボテンレザーとは、「サボテンの繊維」を原料に含むレザー(革)のことを言います。
一般的には、メキシコの会社「ADRIANO DI MARTI(アドリアーノ・ディ・マルティ)」が販売する「Desserto(デザート)」という名前のレザーが、サボテンレザーとして流通しています。
サボテンと植物由来の樹脂から作られた少なくとも65%以上が植物由来の素材で、ヴィーガンレザーやサステナブルレザーと呼ばれることもあります。
作り方は、まず雨水のみで育ったサボテンの成熟した葉を収穫し、細かく粉砕して太陽光で乾燥することで粉末状にします。
これを、植物由来の樹脂と混ぜ合わせて成型することで完成します。
■ サボテンレザーの特徴
特徴は、大きく3つあります。
①65%以上が植物由来のため、二酸化炭素の排出が少なく自然環境に優しい
②撥水性があるため耐久性が高く、お手入れが簡単
③見た目や手触りが本革に近く、素材としてデザイン性に優れている
■ サボテンレザーとは?|サステナブルな、植物由来のレザー-CACTUS TOKYO
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