大量のシャコガイが潮がひしめき合う海岸 シャコガイについて
こんばんは、Nike Man です。
皆さんは、シャコガイをご存じでしょうか?
沖縄では、割とポピュラーな貝ですが、そのシャコガイが大量にひしめき合い、元気いっぱい塩水を吹き上げている動画をご紹介いたします。
ちょっと、古い動画(14年前に撮影されたもの)ですが、割とスゴかったのでご紹介したいと思います。
■ Giant clams closing at low tide.avi
■ 撮影された場所はどこ?
こんなに大量のシャコガイがいる場所ってどこなんでしょうか?
調べてみますと、オーストラリアのケアンズから南におよそ150キロほど行った場所にある小さな島(長さ11キロ程)
「
オーフィアス島(またはオルフェウス島)という場所です。
ここは、島全体が国立公園になっているようです。
■ シャコガイとは?
Wikipedia によりますと、シャコガイは、漢字で書くと「硨磲貝」と書くようです。
この、「硨磲(しゃこ」とは佛教の
七つの宝七宝の一つらしいです。(ドラゴンボールみたいですね。)
英語では「giant clam(ジャイアントクラム)」とか「Tridacna(トリィダクナ)」と言うようです。太平洋の中西部からインド洋の珊瑚礁に分布し、オオシャコガイは日本が北限のようです。八重山諸島で小柄な個体がわずかながら生息していますが、個体数の減少が懸念されています。
■ 貝の中のビッグボス!「オオシャコガイ」
オオシャコガイは、地球上で最大の貝です。
大きさは、2メートル程に成長し、重さも200キロを超えるものもあります。
寿命は、100年程と言われておりますが、400年以上生きていた個体もあるようです。
これが人間だと、スゴイ人間違いなしですね。
■ 沖縄におけるシャコガイ
沖縄では、「アジケー」とか「ニーグ」と呼ばれ、沖縄の海域には、ヒメジャコ・ ヒレジャコ・ ヒレナシジャコ・トガリシラナミ ・シラナミ・ シャゴウ・など6種類のシャコ貝がいるといわれています。沖縄の方言で「十字状」のもの「アザカ」と言うようですが、それが転じて「アジケー」となったよようです。
天然のシャコ貝の漁獲量は近年激減しているのが現状で、保護のため6月1日から8月31日が禁漁期間に設定されているほか、ヒメジャコ・ヒレジャコ・ヒレナシジャコ・シャゴウ・シラナミなどのシャコ貝は、漁業従事者以外の漁は禁止されているので注意が必要です。
なので、海で見つけても簡単には捕ることができません。
食べ方として、古来から海と共生してきた沖縄ではシャコ貝との関わりが深く、シャコ貝の刺し身は、居酒屋や飲食店などでは人気のメニューとなっているほか、スーパーでも販売される身近な食品です。
刺身では外套膜の部分を食べますが、貝柱やキモの部分は軍艦巻きにすると美味しいといわれています。
家庭では、焼いて食べたり味噌汁の具にしたりできる身近な食材として親しまれています。
独特の形状をした貝殻は、スイジ貝と共に魔除けに使われてきた歴史があり、インテリア雑貨として使用されることもあります。
■ 沖縄の魔除けまじない その④『貝』(1)「シャコ貝」- 《沖縄楽園生活》沖縄実生活編 沖縄移住者が沖縄から発信する、沖縄移住を考える熟年者向ブログです。
■ シャコ貝 - Discover Nippon
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