最新カンニング術!? 手術で耳にBluetoothイヤホン埋め込み逮捕!

Nike Man5

2022年03月14日 17:02










 こんばんは、Nike Man です。

 先月2月21日、インドのマディヤ・プラデーシュ州にあるマハトマ・ガンジー記念医科大学では、入学試験が行われました。
試験会場では、受験生に対して試験官から入念な身体検査が実施。
 なぜならインドでは、医学部の入試競争が年々厳しくなっているため、入試会場でのカンニングが横行しているのです。
 この日も、一人の受験生が試験官につかまってしまいました…。


■ 最新カンニング術「手術で耳にBluetoothイヤホン埋め込み」


















 試験会場の身体検査で、一人の男性受験者の履いていたズボンの隠しポケットから、小型の携帯電話が発見されました。
近年、インドの試験では、隠し持った小型の携帯電話とBluetoothのワイヤレスイヤホンを接続して、外部の協力者から試験の答えを音声で教えてもらうカンニングが、多く摘発されています。
 ただ今回、身体検査でつかまった受験生は、どれだけ持ち物を調べても、耳の中を覗き込んでも、音声を受信するイヤホンが見つかりませんでした。
 受験生が、カンニングしようとしていたことは間違いないのですが、一体どうやって…?










 ここで試験官は、ピンときました。
「君は手術で耳の中にBluetoothイヤホンを埋め込んだんじゃないか?」
この質問に受験生は酷く動揺。そして遂に、耳の中にイヤホンを埋め込む手術を受けたと自白したのです。

 後の取り調べで、この受験生は、これまでに11年連続で医学部の試験に落ち続けていたことが発覚。追い詰められすぎて、イヤホンを耳に埋める手術を受けてしまったのでしょうか…?
















 このような巧妙なカンニングが、インドでは社会問題となっています。
そして、どうしても試験に受かりたい受験生を相手に、反社グループがカンニングビジネスで荒稼ぎしているそうなんです…。


■ 反社グループとカンニングビジネス










 ↑ コチラは、2021年9月に行われたインドの教員試験で発覚したカンニングガジェット。
 ビーチサンダルのソールをパカっと開くと、中には電子部品がぎっしり。
 これを履いていた受験者は、携帯電話のようにビーチサンダルで外部の協力者からの音声電波を受信。
 Bluetoothでペアリングしたワイヤレスイヤホンで、試験の解答を盗み聞きしようとしていたのです。











 この試験の時は、同じようなカンニングサンダルを履いていた10人の受験者を逮捕。
 その後の捜査で、受験者達はカンニングサンダルを反社グループから60万ルピー(約90万円)で購入していたことが明らかになりました。
 このような悪質なカンニングを未然に防ぐため、インドでは試験会場周辺のインターネットを遮断したり、試験会場に数千台の監視カメラを設置したり、会場に到着したら新しいマスクを配って交換させるなどの対策が取られているそうです。
 しかし、いたちごっこでどうやってもすり抜けてこようとする輩がいるんですよねぇ~。


■ 最新カンニング術「手術で耳にBluetoothイヤホン埋め込み」医学部受験性逮捕 - 海外B級ニュース
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