100年前に建てられたという世界一危険な箇所にある山荘

Nike Man5

2021年06月06日 18:58













 こんばんは、Nike Man です。

 突然ですが、問題です。
 上の写真には、小屋が写っているのですが、どこにあるか探せますか?
 正解は、コチラ↓。














■ ドアを開けると断崖絶壁の世界で最も怖い山荘




















 山荘と言えば幽霊が出たり獣が出たりと不気味なイメージがついていますが、世界一怖い山荘は、別の意味で怖いんです。
 その世界一怖い山荘は、スイスのマッターホルンにあります。
 山荘の名前は「ソルベイ小屋(Solvay Hut)」で幽霊や獣は出ませんが、標高3960メートルの崖ギリギリに建てられています。


■ 100年以上前に登山家により建てられる











 山荘のオーナーであるスイスのアルパインクラブは、ハイカーに休憩所を提供する目的で1915年に登山家アーネスト・ソルベイ氏の名前を付けた山荘を作りました。
 ソルベイ氏は、突然の嵐や雷などの自然災害が近づいた時、身を避ける山小屋が必ず必要だと感じて山協会の山小屋建築資金を寄付しました。












 ソルベイ山荘には、最大10人ほどが入ることが可能で、1915年に工事開始から5日後にすべての作業を終えて完成したそうです。
 建築材料は、近くの山小屋から運んできたとのこと。
 ソルベイ山荘は、安全のために、1966年新たに建て変えられ、1976年には、非常用電話が設置されました。
 そのため、1世紀も経っていないような面持ちです。










 水や食べ物が尽きた際の緊急事態に備えて建てられた小屋が、多くの登山客がこの特別な山荘に好奇心を抱いてわざわざ訪問するそうです。登山で疲れた足を休んだり、素晴らしい景色を見ながら写真を撮る最適な場所だからです。



 どうやら、こちらの紋章↓がこの小屋に来たという証のようなものとなっており、インスタ映えスポットになっているようです。

























































 小屋の中は、どうなっているかといいますと、こんな感じです。
山の天候は変わりやすいといいますが、登山客にとって間違いなく身を助ける場所になっております。























































 それでは最後、小屋の外の絶景をお楽しみ下さい。


































































■ Solvay Hut, Hornli Ridge, Matterhorn



 こちらは、同じくスイスですが、ベルナーアルプス(英語版)の一峰で「アイガー(Eiger)」登山をする映像です。
 危険すぎる!



■ アイガー登山 尾根歩き
関連記事