日本から「台湾パイン食べよう」の声続々　注文6200トン、勢い続く

　こんばんは、Nike Man です。

　２月２６日に、台湾産のパイナップルから害虫が出たなどという理由で、中国が３月１日から台湾産パイナップルの輸入停止を発表いたしました。
　これまで、台湾産パイナップルの中国への出荷量は、輸出全体の9割を占めておりました。それが停止になるとは……。
　今、日本で台湾のパイナップルを応援しようという声が高まっております。

　そのニュースを聞いた、台湾でラーメン店を営む日本人野崎孝男さん（46）も、東日本大震災の際に台湾から受けた支援への感謝として、台湾の農家を助けるために、パイナップルをなんと１トン（3110個）も購入いたしました。
　そして、ラーメン１杯につき、無料でパイナップルをプレゼントしたことが台湾で話題となりました。
　野崎さんは、「日本と台湾は、困難なことに出くわすたびにいつもお互い何度も助け合った歴史があります。友人が困っているときに、助けるのは当然です。」とコメントしています。

　また同じ頃、日本のスーパーが普段、台湾にお世話になっているので恩返しがしたいということで、３００トンものパイナップルを緊急輸入いたしました。




















　世界で最も厳しい食品輸入基準のある日本は、最も速く反応した国のひとつでした。
　台湾政府のパイナップル推進キャンペーンの初日に、日本からの受注は62%も増加し、追加注文を繰り返し、前代未聞の6000トンを超える輸入をいたしました。
　それに対し、蔡英文（さいえいぶん）総統は3日夜、日本語でツイッターを更新。日本への輸出量が過去最高を更新したことについて「台湾産パイナップルを応援してくださる日本の皆さん、ありがとうございます！」と感謝しました。

　その上で「台湾にいらしたら必ずと言っていいほどパイナップルケーキを購入されるでしょうが、台湾産パイナップルはフルーツとしてそのまま食べるのも最高なんですよ！ぜひ食べてみてください！」と呼び掛けています。




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■ パイン禁輸、台湾が「爆買い」で中国に対抗　注文が殺到 － 朝日新聞DIGITAL

■ 日本から「台湾パイン食べよう」の声続々＝注文6200トン、勢い続く － フォーカス台湾

■ 台湾産「自由パイナップル」が中国の圧力に勝利、日本も支援 － Newsweek